歴史と目的
南部中学校同窓会は昭和55年に現在の会則が施工され、45年の長きにわたって運営されてきた卒業生の会です。「会員相互の親睦を図り、母校の発展に寄与し、郷土文化の向上を図る」ことを目的としています。
ここが変だよ南中同窓会
南部中学校同窓会のユニークな点を2つ紹介します。
代議員

南部中学校の卒業生を会員として、職員を特別会員としています。会員を代表するのは各集落から選出された代議員たち。代議員の役割は集落と学校を繋ぐことでした。
これまでの役割

同窓会と言えば、集まって飲み食いというイメージですが南部中学校同窓会のこれまでの役割は全く異なるものでした。これまで同窓会が力を入れてきたのは学校の部活動を支援することと周年の開催でした。
同窓会の危機と変革
きっかけは2024年の総会での出来事でした。先生の業務が見直され、学外の業務から先生が外れることになりました。これまで中学校の先生が行っていた業務の一つが同窓会の事務局でした。先生の働き方改革に理解を示す代議員がいる一方で「もう同窓会は必要がないのではないか?」「先生なしで運営していくことは難しい」という声が聞かれました。
役員の多くが諦めムードの中、一人の役員が言いました「同窓会を変えたいという人はいないか?個別でも全体でもいいから連絡をくれ。」その時に参加していた代議員の一人が手を挙げて協力したいと伝えました。手を挙げた理由は、人口が減少していく町にとって同窓会の繋がりが大切なものだと思えたからでした。
新しい同窓会
2025年からスタートした新しい同窓会は次のように変わりました。
開かれた同窓会へ

集落から選ばれた代議員の同窓会から、会員のための同窓会へ。年代、性別、住まいに関わらず会員の意見を広く取り入れた運営を行います。
町外の会員に届ける

町外に暮らす会員にも届く情報発信を心がけます。FacebookやInstagramを使って情報を届けます。
連絡はLINEやメールで

コストを削減し、働く人も、子育て世代も、皆が参加しやすい運営に変わります。